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「R-plan」の原点は、実は「とあるレストラン」から始まります。 　ある日、趣味で料理を嗜んでいたR-plan代表の下山は、友人から「知人のレストランの開店パーティーがあるんだ！」と誘われました。 　快諾した下山が友人と店舗に訪れてみるも、何やら慌ただしい様子… 「忙しすぎて料理長が、逃げてしまいました！　どなたかお料理できる方はいらっしゃいませんか！？」 必死な店長の様子に、ざわつく来場客たち……―― 　下山は「とりあえず、パスタのフライパンなら振れます」とそっと手を上げました。 ​　 そして「客人」から突然「1日料理長」を任されてしまった下山はその夜、なんとかレセプションパーティーを乗り越えることができたのでした。 　パーティーの後、店長から涙ながらに手を握られ、こう告げられました。 「本当に助かった！　ありがとう！……それで下山くん、明日から来られる？」 その日から、約１５年。下山は1日料理長から、本当の料理長になったのでした。 　当時からイベント関係の仕事を個人で引き受けていた下山でしたが、 この「料理長」という仕事の中に意外な共通点を見つけていきます。 お客さんが食べたいメニューを考案し、仕入れ、調理し、時間内に配膳し…。 すべては、お客さんが「美味しい！」とその時間を楽しんで過ごしてくれる為のものなのだと……。 　​そうして、ついにイベント関係の仕事が軌道に乗ってきたため、下山はコック帽を置いて、今は「美味しいイベント作り」をする為、日々を楽しんでいます。